2009年8月25日火曜日

自分を試す勇気

昨日、私の息子が通う中学の女子バレーボール部と、秋に参加する即席PTAチームで試合をした。即席と言ってもPTAチームはそれぞれ地域のクラブチームでそれなりに経験のあるメンバーだ。結果は私達の圧勝。(大人気なく)
その中学チームは、昨年区のソフトバレー大会に参加するため、短い期間だったけど、監督をやらせてもらったチームだ。たいして練習していないのと、ルールもよく知らないのに、負けてくるといっぱしに落ち込む子が多かった。
その中で『おいちゃん』おいちゃんは、笑顔でいつまでもボールが床に落ちないように懸命に追い掛けていた。少ない点数でも一点入る度におお喜びだった。そのほぼ一年たった昨日、彼女はミスが怖くなって思いきって攻めるプレーが出来なくなっていた。ネット越しに見て、表情も暗い。「勇気だせ!」「勇気あるプレーを他のメンバーも誉めてやれよ!」と、監督さんいるにも関わらず、思わず言ってしまった。おいちゃんはそれから、悪いトスでも打って返すようになった。帰り際、他の中学生が「アサちゃん(彼女たちは私を友人だと思っているのかいつもアサちゃんと呼ぶ)、ありがとう。私さ、なんで元気ないチームになるんだろって、悩んでたんだよ。失敗するとやばい~ってなっちゃうんだよね!」と、いいにきた。
自分が思いきってやってみるプレーの良し悪しは、とにかくやってみなきゃわからない。そして、調整すればいいのだ。巧くなるにはいろんな練習をやるのももちろん必要だけど、まずは『自分を試す』勇気。引き出してあげる機会がこども達には必要だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿