2011年2月15日火曜日

これだけやってりゃいいってもんはそうないです・・・

前に日経新聞の健康欄に、フードファシズム(偏狂的な食生活)の記事が掲載されていました。
フードファシズムとは、食べ物が健康に与える影響を過大に信奉したり評価したりすることを言うのだそうです。
「この食品を食べていれば太りませんよ」とか、「生活習慣病を予防できますよ」とか・・・。
ココア、寒天、納豆など、TVで「健康にいい!」と紹介されるとすぐに飛ぶように売切れていましたね。当時、納豆を買おうと思っても中々買えない日もあったな、と思い出しました。
要はたくさんの種類の食品をバランスよく適量食べなさい・・・という記事でした。

これは運動でもあるなと。

よく「どの運動をやっていればいいのですか?」「歩くことだけやっていればいいですか?」など質問されます。実施できる運動の種類は食品に比べものにならないくらい、少ない選択肢ですが、その人の身体状況によって有効な運動方法が違います。だから万人に受けるものなんてありゃしないのです。

情熱

人間は、どんなに年をとっても、何処かで誰かに依存したい、いや、後押しして欲しいものでしょうかーー。

昨夜、昔のボスが夢に出てきました。
「ビジネスにもっとも必要なことは情熱だ」

時に「パッションだ」と、おっしゃっていましたが、ベンチャー企業に転職した間もないころ、社会経験も少ない私にはとても刺激的な言葉であったこと、そのカラダから発せられるオーラに対して、全身が反応した感覚を今でも覚えています。
人に強く気持ちを引っ張られた(恋愛以外で)のは、今から振り返ってもこのボスが一番強いです。

情熱、競技をやっていた頃もたしかに使っていたコトバですが、少しずつコトを進める難しさを学ぶにつれて、情熱いうコトバの重みを感じます。

自分がこれをやり遂げたい!と感じた対象に対して具体的な行動の大きさと集中力、そして大切に扱う姿勢…。

その情熱が発生する機会を見過ごさないためには、感受性、体力をいつでも整えておく必要がありますね。反対に情熱がカラダを引っ張ることもありますが、有事に備えて体勢を整えることは、そのアクションをもっと充実させるでしょう。だから何も感じられないときは、ルーティンな作業でも出来事をじっと見つめてみたり、遊びや趣味、人との交わりの中で観察したり、喜んでみたり、悔しがったりしてみる。そう、何事にも真剣に取り組むことが大切なのかな…と思います。

昨日は時間をかけて、考え事の棚割をしていた為、ちょっと疲れたせいか、ボスの夢を見たのかも知れません。夢でヤル気がワクってあまりない経験ですが、いい夢をみました。