2010年5月6日木曜日

ストレスと運動の反応は同じ。でもメカニズムが違う

ストレス時に血圧や心拍数が急激に上がってしまうのは、そのストレスに対して脅威を感じると起こる反応である。脅威を感じた脳は自律神経や内分泌系の反応を引き起こし、交感神経を活発にする。

動物が脅威的な敵に直面した時
「Fight or Flight」の選択を迫られた時に起きる生理的な反応。
このようにストレスは生理的にも大きな影響を与える。
このストレスが長く続けば、ホメオスタシスは異常をきたし、病気への抵抗力も弱くなる。
ストレスからくる生理的な反応・・・上位中枢からくる情動変化によって心臓血管系を刺激し、血圧、心拍数を上昇させてしまうのだ。

一方、運動活動も血圧、心拍数を上げるが、これは筋活動に伴う抹消からの指令によるもの。
同じ、生理的反応でも全く異なる仕組みなのだ。

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